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池袋「樂醉くばら」で温かい気持ちになる手料理と日本酒を

※コース料理、アラカルトメニュー、飲み放題の内容などが店舗や期間によって異なる場合があります。ご予約の際は必ず詳細をご確認ください。
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池袋西口、東京芸術劇場の近くの雑居ビル。さらに地下。

一見だと見つけても入りにくいかなーと思われる地酒のお店。常連さんに連れて行ってもらいました。

心温まる手作りの料理

カウンターと小上がりのお座敷がある小さなお店に、スタッフの男性が3人体制。

「こんなわかりにくいお店に、ありがとうございます。」

と、こちらが恐縮してしまうような心遣い。この日はカウンターでしたが、カウンターは常連さんで満席。

平日の18時半なのに。これは、再訪する際は、予約したほうがいいお店のようです。

お通しを供される際も、「苦手なものはありませんか?」と常に配慮していただけるホスピタリティ。

常連の同伴者が来る前に、白穂乃香を。

もうすっかりほろ酔いの同伴者が到着したところで、日本酒を。

茨城県の結、赤磐雄町。なにげに久しぶりですが、美智子の味がします。

甘美で濃厚な結。特に雄町が好きです。

お酒は、125mlのグラスになみなみと。半量でも大丈夫だそうです。

おすすめだという、ブリの湯引き。何気に時価です…(^_^;)

本日のおすすめ湯引きというメニューがあって、魚や仕入れによって値段が変わるそうで、とは言え、べらぼうな値段ではないようです。

ありそうで、食べたことのなかったブリの湯引き。火の入った部分とレアな部分の両方を味わえて、さらにたっぷりの薬味がとても爽やかに脂を包み込みます。

こちらもおすすめだという、りんご入りポテサラ。

胡椒がガッツリかかっているので、りんごが入っているのにガツンとスパイシー。

りんごの甘味でマヨネーズの酸味も抑えられていて、パクパクと箸が進みます。これは、お燗が飲みたくなりますね。

お燗の温度もばっちり!

マヨネーズと合うなあ。群馬泉の山廃本醸造。

キャラメルみたいな熟成香が、甘くないお酒を甘く感じさせてくれます。

ということで、お燗で乾杯。

群馬泉も何度も飲んだことのあるお酒でしたが、コロナ禍でなかなか飲みに行けなかったこともあり、久しぶりの再会。

55度あたりでつけて頂きました。個人的には、アルコールのスパークが一段落した、燗冷ましが好きです。

お燗の温度も聞いてもらえるので、好みがあったらその温度でお燗にしてくれます。

こちらは、北海道の三千櫻。

結城酒造の美智子杜氏が、こちらの蔵とコラボのお酒を作るそうで、しばらく北海道遠征されていました。

北海道に移ってからの三千櫻はお初…なのですが、普通酒をお燗で…というやや変化のある出会い。

米は飯米の「ななつぼし」。一升瓶2,300円というリーズナブルすぎるR Class(リッチテイスト&リーズナブルのR)。

お燗にしてもらいましたが、普通酒とは思えない米の味わいが広がるリッチな味わい。コンビニのおつまみをお供に、家飲みにもぴったりなハイコスパ酒。

で、間違いない!ちくわの磯辺揚げ。

おっ!っと驚く山盛り。衣に海苔たっぷりで、ほのかな塩味がちくわの甘みを引き立てて、これが三千櫻に合う。

この日のお酒のラインナップは、雄町が多く、オマチストの私としては心踊りました。

で、最後に香川の悦 凱陣。10年くらい飲んでなかったかも…で、半量でオーダー。

これが山廃の無濾過で、ボリュームが幾重にも重なった濃厚&濃厚。日本酒度+7の酸度が2.2と酸味も重厚。

最初に飲んだ結の優しいこと…。度数も高いので、最後のトドメに。

同伴者のトドメは、佐賀の七田おりがらみ。お店の方のおすすめのよう。

瓶内二次発酵しているようで、大人のクリーミーソーダとの謳い文句が。開けたてはシュワシュワなんでしょうね。

後で気づいたのですが、最初は、姫路おでんを食べながら、龍力を飲むのがこのお店のコンセプトに沿うような気がします。

日本酒メニューから、龍力のラインナップが幅広く、またおでんも最初のページにもりもり盛り込んであったのに、お店の意向にまったく沿わないオーダーをしてしまいました…(^_^;)

 

スタッフさんたちの心配りや目配りが非常に丁寧で、フレンドリーで明るい接客がとても心地よく、気持ちのよい時間が過ごせます。

次回は、おでんと龍力を必ずや…。

 

食べログ

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