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久しぶりの再訪になりました。コロナで心配だったけど、無事に生き残ってくれた「いざ宵」さん。
雑居ビルの3Fにあるため、若い人はあまり見かけず、大人が集う蕎麦居酒屋。
靴を脱ぎ寛げるので、誰かのお家に招かれたような居心地の良さ。
豊富な日本酒を半合からオーダー可能
この日はアラカルトでのオーダー。最初はまずビールから。既視感のある真っ赤なテーブルが懐かしい。最後に訪れたのは2019年でした。
[includeme file = "excuse.php"] 東高円寺にある「杉並まん月」の分店 中野のゴエモンで10秒とろとろレバーを楽しんだ後、はしごで〆のお店に伺いました。 南口マルイの隣にある雑居ビルの3階。 […]
メンバーが揃ったところで、乾杯。やっぱりまずはビール。
お通しは、揚げ茄子と揚げ蕎麦。
季節のおすすめ。茹で落花生。
茹でると豆が甘くぽくぽく。剥くときに汁がこぼれるので、汚れちゃうのがたまにキズ。
鮮魚にも自信ありげな感じだったので、お刺身の盛り合わせ。
人数に合わせて、3人で割り切れるように3の倍数で盛り付けてくれました。
奥から、カツオ、イナダ、真鯛の3種。
あまりにもサシが美しいので思わずアップで撮りたくなる~
こんなに脂ののったイナダは初めて。これは、もはやブリに成長しちゃってるんでしょうか。
カツオも、真鯛も見た目からわかる、食べればわかるで、抜群の鮮度でした。
お刺身なので、そろそろ日本酒ください。
そちらにもお願いします~。美しい表面張力を作る注ぎ名人。
左は、このお店のために、特別に中身もラベルもオリジナルで醸された一本。まん月、いざ宵でしか味わえない、町田酒造のPB。
スペックは米も精米具合も非公開。アルコール度数16度で無濾過。
もう1本は、いまや入手困難となった川中島幻舞を醸す酒千蔵野と、横浜の酒屋さんが一緒に仕込むPB酒。その20周年記念限定手汲み純米。あらばしり直汲。
ラインナップとしては、このほかにも、中取りと責めの3種があるみたい。
とりあえず、日本酒でも乾杯!
やや割高ながらどれを食べてもはずれなしの佳肴
お店の看板メニューの一つ。会津直送の馬刺し。1400円。
契約農場で育てられた優良馬肉を真空包装にで会津から直送。店主が本気で惚れ込んだ新鮮且つ旨味あふれる馬刺しだそう。
価格別に部位は選べますが、こちらはハラミ。過去に食べた馬刺しはロースやモモが多かったので、ハラミは初めて。
脂と赤身のバランスが良く、美味しかったけど、この量では割高感が否めず…以下がおすすめかな。
★馬刺しを食べるなら、東中野のかんじ↓↓
10年ほど前から何度も訪れている東中野の名店。 気前のいい大将が作る絶品お料理と、爆盛りのお刺身と馬刺しを楽しみます。 …
★1人前190円!価格破壊馬刺し!十条「馬ござる」↓↓
十条で人気の馬肉酒場に。店内はカウンターと小さなテーブル席と常連さんで密集。 活気を超えた賑やかな店内は、大衆酒場の日常…
★コースで馬まみれ!三軒茶屋「うまえびす」↓↓
栄養価が高く低カロリー。タンパク質も豊富で鉄分、カルシウムも豊富な美容肉として注目されている「馬肉」 私の出身地では、馬…
こちらは天ぷらの盛り合わせ。春菊、ナス、しいたけ、さつまいも。
追加でここはやはり、舞茸の天ぷら。
お蕎麦屋さんの天ぷらはやはり上手で軽い衣がサクサクで美味。天ぷらでも胃に優しい感じがします。
次の日本酒たち。あまり飲んだことのないものをオーダー。まさかのラベル黒並び。
左から寒菊のMonochrome。
基本的に甘美なお酒が多く、季節限定酒が多い寒菊は千葉の九十九里浜にある蔵。こちらのお酒も年1の醸造で、純米大吟醸で山酒4合という酒米の無濾過生原酒。
真ん中は初めまして…奥 純米吟醸生原酒うすにごり。レア度高めのお酒かも。
愛知のお酒で「夢山水」という酒米で醸されています。こちらの蔵では、18度ほどのアルコール度数の高いお酒が多いようですが、これは15.5度とマイルド設計。
ひと夏寝かせているということですが、火入れはしておらず…ひやおろしとか秋あがりというには違うのかもしれませんが、にごりのある秋酒は珍しいかも。ガス感があってフレッシュ感も。
一番右が不動ブラックラベル。こちらもレア度高め。
アルコール度数16度ということ以外はスペック非公開。千葉で濃厚なお酒を醸す有名な鍋店株式会社。
火入れだそうですが、数量限定。ブレンド酒のよう。たっぷり旨味で後味ドライ。
火入れだけど、冷蔵推奨。今回は冷だったけど、色々な温度で試してみたい味わい。
お蕎麦屋さんといったら卵焼き。
さらにお酒追加。左から青森 陸奥八仙、緑ラベル特別純米火入れ。
こちらはひやおろし。バランス型で陸奥八仙らしいやや甘口。
真ん中が新潟 謙信ひやおろし。
派手目な印象の謙信ですが、ひやおろしは落ち着いた印象。バランス型でこちらもいろんな温度でチャレンジしてみたいお酒でした。
一番右は、ジャケ選びのマッチョ!大盃 純米80%。
低精白米=タンパク質のイメージでマッチョな純米酒に。
雄町80と愛山80を絶妙な割合でブレンド。しなやかで幅のあるボディ!ダンディマッチョマンとセクシーマッチョマンがフュージョンしたオカマッチョとのことで…(^_^;)
他のラインナップで、雄町マッチョと、愛山マッチョがあるようですが、それぞれが男女のラベルで、この掛け合わせで「オカマッチョ」となった模様…(^_^;)
ラベルの割にちゃんとしたお酒で、低精米とは思えない軽快な味わいは、しっかり酸が効くからか…
そろそろお腹いっぱいという感じでしたが、猛者がここにきて肉をご所望。
みつせ鶏の塩焼き 柚子胡椒焼き。程よい噛み応えのブランド鶏で、脂も豊富。柚子胡椒がベストマッチ。
さらに群馬の町田酒造 雄町・埼玉の彩良純米吟醸・石川 宗玄八反錦無濾過生原酒。
町田酒造の中では一番好きな雄町の直汲み。華やかフルーティー&プチプチ。
彩良は上尾で文楽を醸す蔵の、華やか系ブランド。切れ感のあるフレッシュでフルーツのような吟醸香。
宗玄はきれいな酒質なイメージでしたが、広島の酒米「八反錦」を使った重厚感のある辛口。
最後にいわずもがな田酒。純米吟醸 秋田酒こまち。
かなり前から人気のあるブランドですが、ネット価格ではプレミアがついていて、正規の価格で買うことができたら1升4000円くらい。
それでも高級なお値段ですが、やはりここは田酒。可憐で美しい酒質。
シメはやっぱり自慢の蕎麦で
シメはやはり蕎麦で。色々食べていたので、スタンダードにせいろをチョイス。
本店である杉並の「まん月」から直送しているとのこと。
国産石臼挽蕎麦粉(秋田県羽後町&北海道幌加内産)とミネラル水を使い二八(蕎麦粉八割・つなぎ二割)にて日々打ちたてをご提供しております。お食事として、またお酒の締めとしてご賞味頂ければ幸いです。
濃いめのつゆが江戸っ子の証。
軽快にするすると喉に流れ込む、二八そば。シメにぴったりです。だいぶお腹が満たされていたけれど、一人1枚をぺろり。
これだけ飲み食いすれば…一人8000円のお会計。
二次会利用が多かったので、ちょっと焦りましたが…。
お酒は半合500円から550円。食べ物は美味しいけれど、やや割高感があるので、最初から最後までここで済ませようとするとこのくらいの金額になりますね(^_^;)
蕎麦に日本酒、江戸っ子の域を堪能できますが、庶民には、ちょい飲みと、シメのお蕎麦を食べる二次会利用がちょうどいいお店かな。
それでもいつ訪れても、お客さんで溢れている中野で愛されている居酒屋さんの一つだと思います。
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