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お久しぶりに米心さんにやってきました。
前回訪れたのは3年以上前。若者が集まる渋谷109の近くにありながら、ちょっと渋めの居酒屋さんです。
厳選された地酒がとても豊富でお料理も美味しいのです。
日本酒飲み放題お料理付き6,000円コース
店内には各種蔵元の前掛けのディスプレイ。
掘りごたつ式のお座敷と、カウンターがあります。土曜日でしたので、お店は8時頃に満席で賑やかに。
先付けはかぼちゃのお豆腐と、チキンマリネ。
かぼちゃの優しい甘みを、ごま豆腐のような質感でまとめ上げ、もっちり食感が楽しい。
早速日本酒をオーダーです。
通常販売で、グラス(多分120cc)で1,000円以下のお酒はすべて飲み放題という、大盤振る舞い。
この日は、3人で来店。ファーストオーダーは、埼玉の五十嵐・花浴陽、福島の写楽。
乾杯酒はすべて華やか系を選んでみました。
カンパーイ!というか、1杯の量やっぱり多いですねぇ。
無事に最後まで生還できるように、しっかりお水を飲みながら。
キラキララベルで反射するから、写真に撮るのがなかなか難儀だけどかわいいラベル。美山錦です。
花浴陽は作りを変えているのか、ブレイクした頃の超お花な華やかな印象のお酒とは、少しずつ変わっているように感じます。
以前は食前酒か食後酒のイメージでしたが、食中酒としてもいい感じ。
お次が鮮魚の盛り合わせです。ブリ、イサキ、ブリ。
冬に美味しいお魚ラインナップ。
次のお酒はこちら。
奥から長野の川中島のど濁り、秋田のブラック山本・新政酒こまち。
新政も飲み放題に入っちゃってます!
2014年は酒を作った年ではなく、米の収穫年でした。
台風19号の被害者に寄付するためのお酒のようです。
私が選んだ、ブラック山本は、香りも控えめで切れがよく、お刺身にぴったりでした。
すかさず豆腐サラダの登場!
揚げ物が来るので濃いお酒をオーダー。
というか、高級酒で有名な香川の凱陣も飲み放題に。一体どうなってんだ…
凱陣の裏書きが、偉人勢揃いでなんかすごい…
凱陣は、四国の讃岐の国のこんぴらさんの東に在る蔵の手造り清酒です。
当所は幕末時代天領で桂小五郎や高杉晋作が潜伏していることがある蔵で、選び抜かれた国内の新米と讃岐の偉人空海ゆかりの満濃水系の伏流水を使い丹精込めてかも醸し上げた純米造りのお酒でございます。
熟成酒のお燗で一旦休憩
生酒にちょっと疲れたらお燗にチェンジ。
奈良の睡龍22BYです。
完全発酵で、発酵と熟成と蔵人の技が融合された黄金色のお酒。
睡龍は熟成酒の中でも特に好きなお酒で、ビターキャラメルのような甘い香りが印象的。
濁り好きの女性はこちら。
こちらも香川、讃岐うらうでぃ。
これも大好きなお酒で、大人のカルピスソーダ。
揚げ物はさんまの梅じそ揚げと、茄子の天ぷらをピンク岩塩と天つゆで。
お酒を飲むとどうしても揚げ物が食べたくなってしまう私です。
ビールにももちろん合いますが、日本酒にもぴったりな揚げ物。
シメの前にまだまだ飲む
そろそろラストスパート。
日本酒はブームを超えたのかはわかりませんが、私が日本酒にはまった初期によく飲んでいたお酒。
これがあったら原点回帰してしまいます。亀泉のCEL24。
ビギナーでもとても飲みやすい甘くて酸っぱいお酒です。度数も少し低め口当たりもよき。
右は愛知の長珍。こちらも濃いウマの銘酒。
酒飲みの定番つまみ、牛すじ大根。
そろそろフィニッシュですよーということで、米心さんのPB酒を。
長野で川中島を醸すのは女性杜氏。女性杜氏のお酒って濃い甘いウマなお酒が多い気がします。
ここに来て無濾過生原酒は肝臓にトドメですね…汗
そして、言わずもがな青森の田酒と、岐阜の萩乃露。
シメの鮭と銀杏と舞茸の土鍋めし。
秋冬の素材でほっこりする土鍋ごはんを、とりわけ上手な女性がまぜまぜ。
出汁の美味しさとおこげの香ばしさをつまみに、先程のお酒を飲み干します。
ビールも飲み放題なので、あろうことか、最後の最後にシメビール。
6,000円のコースだったので、お料理が足りなかったら別に注文しましょう~なんて話していたのに、お腹も心も大満足。
この価格で、希少銘柄、定番酒、熟成酒、にごり酒など豊富なラインナップのプレミアムな飲み放題が楽しめるなんて。
また、来よう。