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あっと驚く創作料理が魅力の酒坊主さん。
代々木八幡駅から結構離れたマンションの一室。
知る人ぞ知る隠れ家
真っ黒いドアを開けます。
目印がほとんどないので、初めて来る人には見つけにくいかも。
まずはビールを。
味はバナナのようなフルーティーさ。
お通しの塩マメ。
マメが苦手だという店主がこれなら食べられると作った一品。
私もあまりマメが好きじゃないけどこれはイケる!いわゆる豆の粉っぽさがなく固めの茹でで大豆なのに枝豆みたい。
相変わらず不思議なメニューが並んでいます。
枝豆のライムリーフ漬け。
枝豆が何ランクも上の創作料理に。
ライムリーフなので酸味はないけど、ライムの香りだけ枝豆に漂わせています。鼻腔をくすぐりますね。
最初の1杯は生を行きたいと。神奈川の残草蓬莱(ざるそうほうらい)からスタート。
お燗酒のラインナップが豊富
癖のあるお料理はお燗に合わせるのが正解なのかも。
岩手の銘酒酉与右衛門。火入れ違いと米違いがあるとのことで。
米違いはなんとなく分かるけど、お燗で火入れの違いは難しいです…
酒器も作家物ばかりでセンスがいいです。右のは一輪挿しらしく。
イワシフライ~。
タルタルが不思議で、チーズが混ざってます。
ピクルスじゃなくて、超小さいキューリが刻んで入ってます。
水なすとプルーン。こちらはサラダでした。
プルーンが生だったのは予想外。これは親和性がある組み合わせです。
スパイスがきいたドレッシングで。
サンマの肝醤油焼き。これはお酒が進みます。
上にいくら。下にはたっぷりの大根おろしに、なめたけと穂紫蘇で後味は爽やかに。
サンマに合うお酒ということで、奈良のおこぜ生酛純米。
なんと10年熟成。蔵で寝かせて出荷、さらに寝かせているんでしょうかね。
色も黄色くなってて旨みがすごいけど…湿った感じの熟成香でかなり独特です。
好き嫌いは分かれそう。
鳥取の日置桜「穿(うがつ)」
こちらもなかなかの変態酒。酸度が3.1。
でもお燗にしちゃうとかなり辛めの+5.7という日本酒度も、酸度3.1も、適度なまとまりに。
子羊豆腐。肉豆腐のラムバージョン。
上に乗ってるのがネギじゃなくてパクチーなのが憎い。こちらの店主さんは羊肉が好きみたいです。
桃とゴルゴンゾーラのピザ。生地が超軽くてスナック感覚。
桃に火を入れると甘さが爆発。ゴルゴンゾーラの塩辛さと絶妙なハーモニー。
日本酒屋さんの〆はいつだってカレー
モツとトマトのカレー。お米は酒米の「亀の尾」です。
亀の尾は夏子の酒のモデルになったお米ですね。
雑穀ちっくな香りで、ねばりがほぼなく、タイ米のようなパサパサ感なので、シャバっとしたカレーによく合うと思います。
最後は鳥取の梅津の生酛の真っ白な濁りを使った「どぶソーダ」
カレーに合う日本酒といったら、これを出してくるお店が多いです。
そもそも日本酒とカレーって合わない感じですが、あえて…というならこんなチョイスになるのでしょうか。
ドブソーダにも一工夫が。
ヴェッキオ サンペーリというイタリアの白ワインを隠し味に。
平均熟成20年というワインなので、ウイスキーとかブランデーのような蒸留酒のような熟成香です。
もちろん普通に飲めますが、香り付けに使ってるそうです。
お酒にもお料理にも、意外性を刺激するセンス溢れる一工夫に驚きがある楽しいお店です。
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