※コース料理、アラカルトメニュー、飲み放題の内容などが店舗や期間によって異なる場合があります。ご予約の際は必ず詳細をご確認ください。
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島根七冠馬「セブンの会」に参加しました。
東京で販売をお手伝いしている知人が主催したイベントで、「セブン」とついているのは無濾過生原酒で、ほぼ全種類をラインで飲めるという贅沢な会です。
田村社長も島根から駆けつけていただきました。
ワンポイントメモ:泡なし酵母発祥の蔵
通常、もろみは発酵すると泡が発生します。蔵見学で発酵中のもろみを見せてもらうと、泡の質感がまるで違います。
泡なし酵母はこちらの蔵で突然変異が起こり、偶然発見されたようです。
メリットは、泡が出ない分タンクの醸造量が増えることや、タンク掃除の労力が軽減されたり、密閉タンクでの仕込みが可能で、そのまま貯蔵出来ます。
デメリットとしては、発酵具合が分からないので、プロの見立てが必要になります。
こちらが本日のレジュメ。セブンはすべて純米吟醸生酒の1年熟成。酵母は協会901号。
- TypeO:改良雄町50%
- TypeM:美山錦50%
- TypeK:山廃 佐香錦50%
- TypeY:山田錦55%
- TypeR:山田錦50%
- TypeG:麹米改良雄町23%、掛米五百万石77% 精米55%
- TypeC:改良雄町50%
【スペシャル酒】
純米酒で漬けた梅酒・七冠馬純米大吟醸
濁酒本舗は山形食材を幅広く揃えるお店ですが、今回のイベントのために、島根産の食材を取り揃えたコースが提供されました。
こちらは、島根産プロポローネピッコロチーズ。
クリームチーズ、モッツァレラチーズ、プロセスチーズをあわせたような味で、食感はもっちり。
温めると伸びるようです。スモークしてあるとのことですが、そこまで燻製香はなく癖のない味。
こちらは金山寺味噌ともろみ味噌。
発酵食品が続くと、お燗が飲みたくなりますね。
1年熟成とのことで、きれいに生熟していました。
熟成していたせいなのか、お酒の個性の違いがあまりにもはっきりしていて、これだけ幅広い味の違いがあると、同じラインでも好みが分かれるところ。
島根名物 飛魚入やき竹輪、鯛串、赤てん。
すべて初めて食べましたが、赤てんがインパクト抜群。最初紅生姜かと思いましたが、唐辛子だったようです。
練り物なのにちょっとジャンク感があって、焼いた外側のガリッとした食感も病みつきに。
宍道湖の特大しじみ汁。
肝臓によさそうで、体が温まる汁物が最初に出てくるのはありがたい。しじみも特大の名に恥じぬ、食べようと思える大きさ。
日本酒につけた梅酒は総じて美味
お酒は一人4合計算で用意されているそうで、好きなものを好きなだけ飲むスタイル。
無濾過生原酒は度数が高く17~19度。気を抜くと一気に足も記憶もとられます。ということで、酒休めの酒という「梅酒」。
日本酒の梅酒は、ブランデーや焼酎より梅の酸味の強さが心地よく、あっさりいただけます。
ここで牡蠣バター。
鯵、鰯、カツオのお刺身盛り。特に鰯に脂がのっていて、美味。
じゃんけん大会での景品の前掛け。私は1回戦敗退しました(涙)
色々な前掛けを持ってるんですが、コレクション出来ず、無念…
島根の野菜とたっぷり使ったしゃぶしゃぶが出てきました。
奥出雲しいたけ、ルッコラ、青梗菜、有機栽培赤茎ほうれん草、有機栽培小松菜、有機栽培水菜、ケール。
すべて島根産を揃えたこだわりの具材。
肉はお店の名物、山形産の三元豚。
美味しいお肉は脂に甘さがありしつこくない。これは産地を問わずというところでしょうか。
お野菜のお出汁がでたスープでしゃぶしゃぶ。
ただ、ここまで来るとそこそこいい感じに酔いもまわり、せっかくの野菜の味の違いまでは感じることが出来ず…これまた無念。
風味豊かな出雲蕎麦で〆
最後に出雲蕎麦。
ちょっと太めの田舎そばで、食感にザラザラと感じるのは、殻ごとそばを挽くという特徴があるからですね。
強いそばの香りと独特の食感が印象的。
仕込みについて社長に色々聞きたかったですが、席が遠く伺えなかったのがちょっと残念でした。
お茶目な写真が撮れたので載せておきます。
山形のお店で島根を堪能したイベントでした。心遣いが行き届いていて、周りも知り合いばかりだったので安心して心地よい時間を過ごせました。
食べログ
NIGORIZAKE BAR 濁酒本舗 tejimaul/ニゴリザケバー ダクシュホンポ テジマゥル (新宿西口/日本酒…