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レア酒と創作和食の割烹「京橋 酛」春の陣

※コース料理、アラカルトメニュー、飲み放題の内容などが店舗や期間によって異なる場合があります。ご予約の際は必ず詳細をご確認ください。
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アド街でもプックアップされた京橋割烹

日本酒にハマってしまった友達3人を連れて、お久しぶりの京橋もとにお邪魔しました。

寒い日でしたが、まずはクラフトビールで喉を潤します。琥珀色でコクも濃いめです。

お通しはアサリのお味噌汁にバターを入れたもの。そして、ヒラメのお寿司。

バターがミルキーで思わず笑みがこぼれます。寒い日にリッチで温かい汁物は心も温まりますね。

お酒は店長の鈴木さんにおまかせ。

4人とも違うものを供していただきました。私の最初の1杯はこちら。雪の茅舎「美酒の設計」。

兵庫県産特A山田錦で醸した特別なお酒です。1杯目にふさわしい綺麗さ。

お隣のお酒は「楽器正宗」という初見。福島のお酒だそう。

十四代の本丸を思わせる出来だそうで。ほんと、いつも珍しいのを揃えているお店です。

美しいお造りが来ました。いか、コチ、鯛、かつおの漬け。

イカは熟成させているそうで、ねっとりと舌に絡みつき、まったりとした甘さと旨味の余韻に浸ります。

会津宮泉。私の好みを熟知している店長。

ちょっと軽めの濁りが好きなので、今回は濁り攻めにする作戦のようです。

ぶりぶりに引き締まった焼き白身魚に、新鮮なウニがのった贅沢なひとさら。

奥に上品すぎるふき味噌、アクセントの山椒がピリリ。

また濁りが来ました。こちらは出羽燦々のおりがらみ。

フルーティーな香りにオリの甘苦がほんのりと。とても、華やかなお酒です。

ふわふわの蒸したてのあん肝。

前回頂いたときは金柑のコンポートがかかっていたのですが、今回はあん肝の素材の美味しさを全面に出した味付け。

ここから記憶が無くなって念写レポ

この日は体調がよくなくて、久しぶりに記憶をなくしてしまいました。

ブロガーたるもの、記憶がなくても写真は撮影しています。いわゆる念写です。

感想は一緒に行った知人たちからかき集めてお届けします。

幻舞の特別純米、長野のお酒。女性杜氏さんで、濃ゆいお酒を作ります。

桜えびとトマトとチーズの茶碗蒸し。

友達談:隠し味に梅干しと燻製のチーズ(多分モッツァレラ)が入っていて、斬新な茶碗蒸しだった!

酒造りの神様と言われる醸造家のプロジェクト酒だそう。

味を覚えていないどころか、飲んだのも覚えていない…なんとも無念。

京都で酒蔵見学をさせて頂いた松井酒造さんの濃い濁り。

濃い濁りは、辛口の場合が多いですが、こちらも例外ではなく。そして、度数も高め。

春霞を醸す栗林酒造の濁り。

私が好きな日本酒パワーワードに「ガス感」があるので、店長さんがチョイスしてくれた模様。

サクサクのアジフライ。

友達談:衣がサクサクで肉厚。生臭みがまったくない鯵で美味でした。

旬のとり貝。全然食べた記憶がないけれど、「これはうまい!」といって知らない私が食べていた模様。

友達談:歩く炙ってあって半生で美味。やっぱり旬のものは美味しい。

この濁りを出して頂いたあたりで、どうやらお店の方も私の異変に気づいた様子。

通常は〆まで飲み続けてしまうのですが、ここで打ち止めだった模様。

一旦意識を取り戻しましたが、食べきれないのでお持ち帰りにしてもらいました。

柚子胡椒がたっぷりときいて、塩味がしっかり聞いた豚のソテー。

脂が甘いのと、酔っ払っているとこのくらいの塩分が欲しくなるのかもしれません。

〆は桜えびと筍、山椒の炊き込みご飯。木の芽もたっぷりのっています。

春の芽吹きをまるごと炊き込んだような香り豊かなご飯だったようです。

しっかりと出汁がきいたしめじのお味噌汁でフィニッシュ。

暴れたり泣いたりしたわけではないのですが、高級店で記憶がなくなるはなかなか切ない…

貴重な体験を棒に振ったような後悔の念しかありません。体調を整えて、リベンジします。

 

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