季節はすっかり冬。燗酒が飲みたい季節になりました。
そんな中、群馬で日本酒のイベントを主催している友達が、東京でイベントを開くということで駆けつけました。
東京仕様のメインブランド以外の地酒がずらり。
谷川岳は水芭蕉を醸している永井酒造、清りょう辛口は町田酒造。
群馬地酒 燗酒の会開催です!
お友達はイベント慣れしているので進行もスムーズ。
まずは有機野菜のサラダ。
脂の乗ったサンマのお刺身。
お隣のテーブルも楽しそうです。
テーブルの真ん中にガスコンロを配置して、好きな温度にしてお燗を楽しみます。
火入れ酒ばかりで、いい感じに熟成が進んでいます。
冷や常温では面白みにかけるお酒も、温めると酸味が和らいだり、甘くなったり、旨味が増して美味しくなります。
最初は生酒が美味しかったけれど、だんだんお燗酒の良さが理解できるようになってきました。
こちらは群馬泉の粕漬け。
酒粕の処分に苦労している蔵が多い中、群馬泉は例外らしく、粕が売れまくるらしいです。
あまり売れるので、社長が頭にきて酒くらいに値段を上げたそうですが、やっぱり売れちゃうそう。
群馬の味噌おでん。甘めのお味噌がかなり好み。
桐生名物、子供洋食。
蒸したじゃがいもをソースで炒めて、桜えびと青のり。なかなかのジャンク感。群馬ではこれが、おやつだそう。
そして大鍋のおでん。
これは群馬は関係なく、店主さんの持ち込みで。
3.11に津波で流されてしまった「石巻高橋徳治商店」の無化調おでん。
復活したんだそう。上質な練り物です。個人的には練り物の甘みを感じたく、もう少し薄味がよかったかな。
お燗祭りなので全部のお酒を温めます
まず冷を飲んでから、だいたいこんな感じの温度かなぁと予想を立てるのですが…
5度ずつ温度を変えて飲み比べ。お酒の40度から65度まで。
これが楽しい楽しい~!大体予想が外れてしまう。個々のお酒のポテンシャルを検証しまくりました。
最後に下仁田ネギのラーメン。
魚系のお出汁に細麺。あっさりしていて〆にぴったり。
ずっとガスコンロの前にいるので、外の寒さとは裏腹にとにかく暑い!
最後に柿でクールダウンです。
群馬泉の島岡社長が前掛けを提供してくれました。
ゲームで当たったお2人はとっても嬉しそう。
お前は群馬を知らない!そして私は群馬を全然知らなかった!ということで、貴重な体験をした楽しいイベントでした。
食べログ
★★★☆☆3.39 ■山形の有機野菜と平牧三元豚でつくる庄内料理に舌鼓。 ■予算(夜):¥5,000~¥5,999…