西新宿の「ろばた翔」にお邪魔しました。
開店と同時に満席!活気あふれるろばた焼き屋さんのレポートです。
日本酒飲み放題付き!8,000円コース
まずは飲み放題の「夢ビール」で喉を潤します。
目の前に広がる新鮮なお魚たち。
抑揚的な形に串に刺し、きれいなお姉さんがバンバン焼いています。
先付けは温かいポテサラ。
「温かいうちに一口目を早めにどうぞ。」
とのこと。鮭とばといぶりがっことキャベツと具だくさん。柔らかめの質感。
お刺身が来ました。
左から、かつお、アカムツ、タチウオ、いろいろなお魚のなめろう、黒カンパチ。
さらに、ズッキーニのおかか和え、ちくわといんげんの胡麻和え、茄子の揚げ浸し。
一気に満席になるので、一品目がなかなか出てこなかったのですが、たちまちテーブルがいっぱいに。
そろそろ日本酒に行きましょう!
日本酒の飲み放題はこちらのラインナップ。
※極上sakeのくどき上手と陸奥八仙は飲み放題対象外です。
最初に奈良のみむろ杉純米吟醸山田錦と、長野の夜明け前本醸造。
錫のグラスについてもらえます。これはちょっと嬉しい。
アル添しているので、本醸造の切れがすごく…きれいなお酒って表現になってしまったけれど、辛口と同じくらい難しいかも。
熊本県産の赤茄子。
超巨大な焼きなすは、水々しくてとっても甘い。
新潟のあべ。僕たちの酒Vol.3(高酒母歩合酒)
蔵人みんなでやりたいことをやるお酒みたいです。年や蔵人によってやりたいことが変わるので味も変わるとか。
14度の原酒なので贅沢な作りですね。酒米は柏崎産越淡麗。
お次は、群馬の大盃(おおさかずき)
原料米非公開の純米吟醸60。1690年創業の老舗の蔵です。
椎茸焼き。
傘に溜まった椎茸エキスをまずはゴクリ。これはお燗が欲しくなりますね。
ということで、栃木の銘酒松の寿五百万石をお燗で。
松の寿の生酒じゃなくてこちらを置いているのはなかなか珍しいかも。
改めて乾杯!
肉と魚の焼き物でボリューミーなコース。
すごい顔のキンキの焼き物。まるで恐竜のよう…。
キツめに効いた塩に、ほわほわの身、さらに脂もたっぷりであまーい。
こちらは初見でした。高知の船中八策。
この日のナンバーワンヒット!
島根県の月山プレミアムひやおろし二夏超え。
キレイに熟成していました。とにかくまったりと丸く、酸も控えめで鋭角的なところがないので、スイスイ飲めます。
さらに、恐竜2号!鰆のお頭煮。
ひっくり返すと、身が詰まっています。
頭なのでゼラチン質で脂も多いですが、あっさりとしたお出汁で、塩分も優しく控えめ。
さらに牛赤身肉の焼き物。ローストビーフですね。
酒盗とマヨネーズのソースをたっぷりつけて頂きます。
こちらに合わせたのは、群馬水芭蕉のひやおろしと、広島富久長の秋桜ひやおろし。
秋の味覚に合わせるのはやっぱりひやおろしがいいですね。
スッキリを追求した夏酒より、落ち着きのあるひやおろしのほうが好みです。
最後にとろろこんぶのたっぷりのったお茶漬け。
お酒もここでラストオーダーとのことで、山形の山法師のひやおろしと、広島誠鏡のひやおろし。
誠鏡も二夏超え。
ふた夏寝かせることで、より円熟味のあるまろやかなお酒になるんですね。
酒造の様々な発想と試みで、新しい味わいを発見できる喜び。日本酒はまだまだ進化しますね。
コースもお酒の種類も大満足でした。
混んでいるお店なので、荷物の置き場とかちょいちょい指導が入りますが、若くて活気あるスタッフが楽しく働いている素敵なお店です。