※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
山口県の村重酒造の日下杜氏が足利にいらしているとのことで、杜氏を囲む会に参加しました。
本数の少ないおりがらみも飲み放題です。
私は日下さんの作ったお酒に育てられて日本酒の奥深さを知ったので、人生で一番飲んでいるお酒です。
日下さんの作るお酒が好きな常連さんが集まりました
杜氏自ら炭酸をたっぷり含んだお酒を開栓。
これ、注意して開けないと、爆発力がすごいんです。
杜氏に注いでもらいます。
お酒を作った人に注いでもらえるのは贅沢。
この日はいちえさんが気合を入れて、日下さんが食べたいものを全部取り揃えたとのこと。
そしてこの上機嫌な笑顔~。うれしそう。いちえ店主の菊地さんも満足そうな笑顔。
先付けの鮪の煮物。火が入ってるのに、とても脂がのってて。
煮物にするにはもったいない鮪なのでは…。シュワシュワが鮪の脂とマッチしますね。
日下無双の最上級酒でもある、磨き35%の純米大吟醸とあわせたのは箱うに。
粒ぞろいなやつが、贅沢になんと1人1箱です。
うにのビジュアルの破壊力は、相変わらずすごい!
精米度の高い純米大吟醸はやや辛口に感じますので、濃厚なのに臭みのないうにぴったり。
今日も美しいお刺身の盛り合わせ。
ヒラメは昆布締めになっていて、キンメダイは少し炙ってあります。
ホタテのヒモがぬるぬるでしょっぱくて、新鮮そのもの。貝柱も極太でとても甘い。
大トロの炙りで昇天!
お店に入ったら展示してあったマグロの大トロ。
もはやお肉のようです。築地に限らず全国の漁師さんに仕入先があるとのことで、こちらのお店の鮪はいつも一級品。
銀座で食べたら一切れ2,000円しちゃうかも…
この肉のような大トロを、店主の菊地さんが、その場でひとつひとつ炙ってくれます。
お皿に落ちた脂を見たらわかりますが、とてもジューシー。
筋が網目のようになって、まるでお肉です。お塩で素材の旨味を味わいます。
とにかく、飲み込むのがもったいない…
そして感動したのがトマトとチーズの茶碗蒸し。
加熱することでトマトの酸味が飛んで、さらにチーズと卵がとってもマッチしてて、絶品。
冷めてくるとチーズが固まって口当たりが悪くなるので、熱々を頬張るのがいいですね。
そしてこちらの茶碗蒸しには八合酵母を使った酸度の高いお燗をあわせました。
そろそろお腹も満たされてきましたが、まだまだ続きます。
ほわほわに柔らく煮込まれた穴子。贅沢に一人1尾。
ツメがまた濃くてお酒にちょうどいいですが、山椒がまたあいますね。
アジフライかと思ったら、カレイのフライ。
肉厚で歯ごたえもあり、これは高級フィレオフィッシュ。
こちらもソースはもったいないので、塩で頂きます。
最後にキンメの焼き寿司。
温める事により、酢飯の酸味と甘味がコクなって、甘い脂ののったキンメとマッチ。
また、色合いに添えているパプリカがすごく相性いいんですよね。
高級海鮮ばかりで満腹なんて、私のような庶民には、なかなか出来る経験じゃない。
願いを全部叶えてもらって幸せそうな日下さん。ひと仕事終えてほっとした店主の菊地さんと。
罰当たりなくらい、贅沢な宴を満喫させていただきました。
菊地さん、いつも美味しいお料理、ありがとうございます。